電撃かたつむり通信(仮)

人生リハビリ日記。改題タイトル考案中。

……科学のある部分だけを取り出してみれば、たしかにそれはオートノマスな発展をとげているようにみえる。そのようにせまく区切ったときに現われる自律的発展は、近代科学に本来そなわった性格ともいえる。しかし、そういう個々の部分をはなれて、科学の全体を歴史的にみるなら、科学の全体として向かう方向、その前線の配置は、どうみても社会的条件によって規定されているのである。支配的な社会的要求、インセンティヴがどこにあるかによって、科学のさまざまな分野に向かう人、物、金の動きは強く影響される。

(廣重徹『科学の社会史』)

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ヨコハマ買い出し紀行 (2009年05月05日)

20090505.jpg 『ヨコハマ買い出し紀行』のアナザーストーリーのような小説が昨年出ていたことをつい最近知りまして、どんな話かと思って(ネタバレをまったく恐れず)ネット上の感想・考察などを見ていたのですが、どうやら原作(?)では曖昧に処理されていた世界観に一つの整合的な解釈を通してみるというのが主眼だったようです。
『ヨコハマ』に描かれているのは、如何様にでも解釈の出来る世界像であるだけに、作中の断片的・抒情的なイメージから自分なりに納得のいく全体的世界像を構築してみたいという欲求を掻き立てる“素材”でもあります。恐らく原作自体がそのような読まれ方を多かれ少なかれ予期して描かれたものでしょうし、(『ディケイド』ではありませんが)二次創作的な世界観再構築という「作品」拡張のあり方も、潜在的には最初から含まれていたと言っていいかもしれません。

【関連】
「夕凪を、見て歩く……」(『ヨコハマ』感想・考察と現地探訪のサイト)


【※ このエントリはミラー投稿記事です。初出はhttp://blogs.yahoo.co.jp/rectol4/16382686.html

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