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【misc】さすがゴッグだ、(感性を阻害されても)何ともないぜ! (2008年08月21日)

以前にちょっと書きましたが、もともとの近代の古典的な「人間の自由」というのは厳密には「人間の理性の自由」を指しています。現在の西欧型政治・社会制度における最重要概念のひとつたる「自由」もまた原則としてはあくまで「理性の自由」を含意しているのであって、「感性の自由」はそれに付随して「理性の自由」を阻害しない限りにおいて認められる地位にあるわけです(少なくともエスタブリッシュな法・政治概念としては)。
こういう古典的理解の下では、社会の諸制度が「感性を阻害しない」ことには別に大した意味はなくて、「理性を阻害しない」ことこそが最重点項目になります。
……なんてことを、「感性を阻害しないセンシティブなデバイス」の話とか「感性を阻害しないパラダイムシフト」の話から連想したりしました。「感性を阻害しない世界」を目指して、感性的契機によって「統制理念」や「叡智界」を構築したら、いったいどういうことになるんでしょうか。「笑い男」?
- ●獲らぬ特需の皮算用?
中国、五輪特需「期待外れ」 家電販売やホテル集客伸びず (日経)
うーむ。いったいどのくらいの特需を期待していたんでしょうか。
北京五輪開催中の中国で「五輪特需」による活況を期待された個人消費が盛り上がりを欠いている。競技観戦の需要増が見込まれていた液晶テレビなど家電販売が鈍く、ホテルの集客数も期待した水準に達していない。物価高が買い控えを呼び、競技開催地の交通規制なども影響し自動車販売も低調。輸出鈍化で経済が減速する中、五輪後の一段の景気下押し懸念が強まりそうだ。
テレビメーカーで構成する中国電子視像行業協会によると、今年1―6月の販売台数は1783万台と前年同期比0.2%減。ブラウン管テレビの不振が主因だが「五輪特需」が期待された液晶テレビも同71%増と2007年1―6月の同2.4倍から大きく鈍った。家電量販店大手国美電器の陳暁社長は「特需は期待したほどではなかった」と語る。
(http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=AT2M1800V%2018082008&g=G1&d=20080818)- ●水上飛行機
日本初の水上飛行機/横浜で写真を発見(神奈川新聞 2008/8/19)
宮崎駿監督の映画『紅の豚』で、水上機による競争が戦間期ヨーロッパの束の間の安寧を象徴するような役回りで扱われていたのを思い出しました。空母が実用段階に入り航空機自体の性能も向上することで、海軍の航空機運用の主力は次第に性能で勝る艦上機(または陸上基地で運用する長距離機)にシフトしていきましたが、もしかしたら戦間期の水上機くらいの技術レベルでとどまっていたほうが人類はまだ幸せだったのかなぁ、などと取り留めもない空想をしてしまいそうです。
百年近く前に日本で初めて水上飛行機の公開飛行が横浜港で行われた際の写真が、元時事通信記者の佐々木寛(ゆたか)さん(72)=横浜市西区=宅で見つかった。佐々木さんは「歴史的な瞬間の写真が自宅に残っていたとは」と驚いている。
佐々木さんは五年前に横須賀市の実家を片付けた際、戦前に海軍機関大佐を務めていた父親の故・親(ちかし)さんのアルバムを発見。今年六月、自身が所属する郷土史の研究会でこのアルバムを見ていた際に、珍しい水上飛行機の写真があることに気付いたという。
防衛研究所(東京都目黒区)によると、この写真は一九一二(明治四十五)年五月十一日、現在の山下公園近くの浜辺で行われた水上飛行機の公開飛行のものとみられるという。陸上の滑走路から離陸する一般的な飛行機はこの二年前に飛んでいるが、水面を滑って離陸する水上飛行機の飛行は国内ではこれが初めて。
飛行機の丸い操縦かんを握っている男性は、米国の飛行家アットウオーター氏とみられ、船に飛行機を積んでフィリピンへ向かう途中で日本に立ち寄り、公開飛行を行った記録が残っているという。
公開飛行の後、同年六月には横須賀に海軍航空術研究委員会を設置、同年十一月には完成したばかりの追浜の飛行場で、海軍の日本人が水上飛行機で初飛行するなど、急速に研究が進んだ。島国の日本にとって水面を滑走路にできる水上飛行機は魅力的だったようで、「当時の海軍は水上飛行機を必要としていた」(防衛研究所)。
佐々木さんは生まれ育った横須賀や海軍の歴史などを研究しており、「水上飛行機の写真も含めて、横須賀の歴史を何らかの形で伝えていきたい」と話している。
(http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiiiaug0808436/)- ●「さらば仮面ライダー電王」
- 公式発表に先んじてメディア報道された模様。
「電王」仮面ライダー最多3度目映画化(スポニチAnnex 2008/8/19)
記事では「主演の佐藤健」とありますが、当の佐藤君は自身のブログで「今回は特別出演という形ですが……」「そして写真の彼が今回の主役。同じアミューズの仲間な桜田通くんです」と、今までの本編とは違って必ずしも良太郎が物語の(重要人物ではあっても)中心人物ではないということを示唆しているようです。はてさてどんな中身になっていることやら。
テレビ放送終了後も根強い人気を集める「仮面ライダー電王」の映画第3弾が製作される。「劇場版さらば仮面ライダー電王ファイナル・カウントダウン」(監督金田治)で10月4日公開。異例のシリーズ化となったが、これで完結する。
オダギリジョー(32)主演の「クウガ」(00年)から続く“平成仮面ライダーシリーズ”は、劇場版がテレビ放送中の夏に公開されるのが通例。しかし、今年1月にテレビ放送が終了した「電王」は、昨年夏公開に続く劇場版第2弾「―クライマックス刑事」が4月に公開されるなど、異例の展開となっている。
(http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2008/08/19/03.html) - ●「初音ミクをご存じだろうか」
- 本日の日経紙のコラム「春秋」は、
「人気アイドル歌手の初音ミクをご存じだろうか。」
……という書き出しで始まっています。「春秋」って前に綾波レイをネタにしてたこともあるんだよなあ……。
ちなみにこの後の本文では、北京五輪でのCG花火や口パク少女騒動(「実物を模した仮想」)とコミケでのみくみくコスプレ人気(「仮想から飛び出した実物」)とを比較して、技術による人間感覚の「裏切り」を指摘しているのですが、なんだかこのエントリの冒頭で書いた「感性を阻害しない」話をちょっと連想してしまいました。「感性」っていったい何なんでしょうね……? はてなブックマークのコメントで「歌手 声の主は藤田 咲さん、口パクは初音ミクさん」と書かれているのが個人的にツボに入りました。
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